
新時代のデジタル技術伝承ソフト 開発IoT:「ナレッジ電承」

こんな方におすすめ
◆若手に技術伝承していきたいがデジタル化された伝承シ ステムが何が良いかわからない
◆技術標準書や過去トラ、問題対策シート等技術資料がいっぱいあるが使われない
◆設計・生技・金型部門が出図する図面に対し、指摘を受けるがその指摘内容や回答が埋もれる
◆同じ失敗を繰り返している
◆製造現場と離れて設計時に今起きている不具合や問題点が設計に伝達されない
製品の特長
◇部門・人を横断した開発支援システム:指摘事項管路い機能
製品図・型図など出図時の各部門からの指摘事項をコミニュケーションボードで可視化、対策も門横断的に記録・集約・管理が可能

◇開発工程におけるナレッジ電承活用シーンとシステム適用効果
開発設計から量産プロセスまでシステム運用可能。ISOなどの品質管理規定やIATF運用にも効果がある


◇コミニュケーション機能
デジタル会話機能です。設計図に対する問題点や不具合につながる箇所を各部門の知見者が「指摘」
その指摘事項に紐づくナレッジ(過去トラなど)がワンクリックで閲覧可能
新規のナレッジも裏でDB化され、新たなナレッジとして運用可能

◇ナレッジ電承によるデジタルツイン運用
近年、解析技術部門でもセンサを購入し、製造現場と実態をつなぐデジタルツイ ンの模索が始まった
当社センサ・センシングにも問い合わせ依頼が多くなってきた。狙いは生産不良の撲滅は設計・解析技術者も現場も同じ

◇過去トラ・現トラ(今起きている不具合)・対策・ナレッジ(ノウハウ)は標準実装可能(OP)
既にデジタル化された標準ナレッジはOPとして実装、すぐに活用できるシステムを目指しています

ナレッジ管理機能と主な機能紹介
開発設計に必要なナレッジをデータベース化し一元管理し閲覧できる基本的なデジタルナレッジ監視システム
<ものづくり要件・過去トラ・現トラ確認機能>
登録・記録されているナレッジや各種要件を部品単位で、1画面で確認することができます。類似部品の現トラ表示は、今発生している問題をいち早く知ることができるため、問題の未然防止に役立ちます。

<問題対策の進捗管理>
イベントごとの問題の対策状況を見える化し、問題の流出を防止します。後工程での問題を無くすことで生産性向上につながります。

<金型IoT・設備IoT連携機能>
トライチェック
生産トライ前チェックで人的ミスを防止します。
金型メンテナンス
金型メンテナンス記録をデータ化。計画的な保守・点検に役立ちます。
設備の日常点検
生産設備の日常点検記録をデータ化して管理します。
ISO9001/IATF16949にも対応。

<製品・部品情報管理>
製品・部品など様々な情報を履歴で管理可能です。 (D-FMEA/P-FMEA/工程管理表など)
ISO9001/IATF16949エビデンス管理にも対応。

<問題打ち上げと共有(コミュニケーション)機能>
タブレットを利用した問題の打上げ打ち上げたすべての情報はDBに蓄積されます。
情報は部品毎に管理され、リスト化されます。
コミュニケーション機能で問題の共有化が可能です。

<問題分析支援機能>
問題を分析しナレッジ化が必要な項目を自動抽出。
頻度の高いものから対策ナレッジを作成し再発防止につなげます。また、ナレッジの陳腐化を防ぐことができます。

導入事例
①「同じ不具合を繰り返さない」ためのしくみを構築
https://www.densho-factory.com/case/case03/
②自動車メーカの金型部門の活用事例
自動車メーカの大きな金型部門では、個々の設計から解析・CAM・加工等のGRがあり、一挙にナレッジ運用システムを構築
するにはプロジェクトの巨大化やGRの間尺に合わない仕組みとなってしまう恐れがあった。
そこで、KMCのナレッジ電承Packageを活用し、順次金型設計プロセスに応じたナレッジシステムをコンパクトに完成させた
勿論、部品不良、金型不良の削減が目的だが、そのための歯止め:検図機能を充実させた。現在そのシステムを海外拠点でも運用中

※金型管理と生産技術システムは、Wizardシステムの上位に別途構築
③粉末冶金 ポーライト様
粉末冶金金型は、生産中の不具合の多く、型部品納期が1日から3日と超短納期が製造部から要望され、金型部門はベテランがその対応に追われていた
品種も増え、何とかしないと量産ができなくなる恐れがあり、KMCと共同でプロジェクト化し、その実態調査から課題を積み上げていった
結果、ボトルネック工程が明確になり、かつベテランのノウハウも仕組化できることがわかった
KMCのナレッジ電承を用いてプロセス改革と共にナレッジ化を進め、個人ではなく型部門として対応できるシステムが構築できた

効果は歴然で金型部品の短納期化、ノウハウの共有化が進み生産性も向上した。そしてその実績から部品設計との連携も進行中
現在でも、ソフトに対するエンハンスリクエストもあり、進化を続けている
FAQ
Q1 社内に標準書や過去トラなどのナレッジが少ないのですがどうしたら良いですか?
A1 オプションの標準ナレッジを参考に構築してください。KMCメンバーが技術サポートします。
Q2 ナレッジ構築からシステム導入までどのようなスケジュールになりますか?
A2 標準的な構築スケジュールは以下の通りです。
ナレッジ構築支援約1か月~2か月
システム導入からナレッジの仕込み期間 約1か月
運用支援 1か月
Q3 システムはオンプレですか。その時のサーバ、PCの購入はどうすればよいですか
A3 基本、オンプレミスサーバを使用します。サーバ・PCスペックは標準を参考にしてください。