無線・小型・低価格の金型表面温度センシングシステム「サーモモニタリン」
・今使ってるツールだとポイントでしか温度が測れないから面倒
・離型剤の塗布前と塗布後の温度を比較して、金型の最適な温度管理がしたい
・金型の表面温度監視ができていないので、不良が出たり金型が破損したりする
②型開きのタイミングでワンショットごとに自動撮影!
③CSV形式でデータ保存が可能!
④低価格!
マウスクリックで選択した箇所の温度が確認できるほか、選択した範囲の最小・最大・平均温度も確認できます。
さらに、最大で12箇所の指定エリアに対する放射率設定としきい値設定(上限値・下限値・平均値)も可能。設定値を超える、または下回った際は当該箇所が赤く表示され注意を促します(オプションでシグナルタワーを点灯させることも可能です)。
・成形直後における樹脂成形品の表面温度を撮影し、ヒケやフクレなどの成形不良を検知
・自動撮影機能により、金型表面温度のモニタリング工数を大幅削減
・低コストで導入可能なため、生産設備全体での金型温度監視を実現
・量産中における安定生産の実現、および生産品の信頼性向上
・不具合発生時における、金型温度の変化点の傾向を把握
・金型の蓄熱ポイントを把握し、離型剤の塗布量や冷却量を最適化
・成型開始前の型温チェック実施により、捨てショット数を削減
・人による検査に依存せず、自動で不良を検知
・離型剤の塗布前と塗布後の温度を比較して、金型の最適な温度管理がしたい
・金型の表面温度監視ができていないので、不良が出たり金型が破損したりする
サーモモニタリン 高評価の理由
①無線・コンパクトのため設置がカンタン! サーモモニタリンは無線式の赤外線カメラを採用しているため、設置の際に複雑な配線工事は一切不要!
撮影されたデータは無線通信(Wi-Fi)でパソコン側に送信します。
カメラサイズもコンパクトなため、設置場所を選ばず撮影が可能です(電源供給は有線で行います)。
カメラサイズもコンパクトなため、設置場所を選ばず撮影が可能です(電源供給は有線で行います)。
素材提供:株式会社アーレスティ様
成形機からの型開きの信号をトリガーとして、金型または成形品の表面温度をワンショットごとに自動撮影します。
撮影した温度データはワンショットごとにCSV形式で保存が可能。温度データをデジタルに管理し、トレーサビリティ体制の確立を実現します。
赤外線サーモカメラは高価格なものが主流となっていますが、サーモモニタリンは赤外線サーモカメラ+専用ソフトウェアで、お求めやすい価格帯を実現しました。
ソフトウェア仕様
付属のソフトウェアで撮影データをサーモグラフィ形式で表示します。マウスクリックで選択した箇所の温度が確認できるほか、選択した範囲の最小・最大・平均温度も確認できます。
さらに、最大で12箇所の指定エリアに対する放射率設定としきい値設定(上限値・下限値・平均値)も可能。設定値を超える、または下回った際は当該箇所が赤く表示され注意を促します(オプションでシグナルタワーを点灯させることも可能です)。
サーモモニタリンの特長を動画で紹介!
初期設定と操作方法
仕様
機 能 | 仕 様 |
カメラサイズ | H65×W65×D40 mm
※無線アンテナ部分は除く |
重量 | 320g |
検出可能温度 | -10℃~400℃(精度:約±10℃)
放射率の設定で401℃以上の表示も可能 |
視野角 | 水平方向63.5度、上下方向:51度 |
無線通信方式 | Wi-Fi:IEEE802.11g(2.4Ghz) |
使用環境温度(カメラ) | -10℃~65℃ |
防塵・防水構造 | カメラ本体:ゴムパッキンによる防塵・防水構造
カメラ開口部:エアパージによる防塵・防水構造 |
電源 | DC5V / 消費電流 最大300mA
またはバッテリー供給(オプション) |
画素数 | 120×160 ピクセル |
グラデーションタイプ | RGB、レインボー、アイアンブラック、グレースケール |
エリア温度表示 | 12点(最高/最低/平均) |
温度補正機能 | 放射率補正、多点放射率補正、温度補正 |
アラート機能 | アラート表示(色アラート) |
ソフトウェア動作環境 | OS:Windows10 64bit (Pro推奨)
CPU:Core i5 4コア 2.4GHz以上 メモリ:8GB以上 GPU:Intel HDグラフィックス620以上 ドライブ:256GB以上(HDD・SSDどちらも可) ディスプレイ解像度:1,920 ✕ 1,080 ピクセル(フルHD)以上 |
オプション | 専用3軸スタンド、取付用マグネットプレート、
外部バッテリー、PLC、エアパージ用ドライフィルター、 三脚設計・製造サービス など |
撮影距離ごとの画角および解像度
活用例
・ダイカスト・樹脂・ゴム・鋳造など各種金型表面の温度監視・成形直後における樹脂成形品の表面温度を撮影し、ヒケやフクレなどの成形不良を検知
ダイカスト金型の可動側(左)と固定側をサーモモニタリンで撮影 素材提供:株式会社アーレスティ様
ダイカスト金型の固定側をサーモモニタリンで撮影 素材提供:株式会社戸畑ターレット工作所様
樹脂成形品の表面温度測定例
導入効果
金型の表面温度モニタリングを自動化
・人による作業に依存せず、定期的な金型表面温度モニタリングを実現
・自動撮影機能により、金型表面温度のモニタリング工数を大幅削減
・低コストで導入可能なため、生産設備全体での金型温度監視を実現
変化点の監視により、製品不良の発生を未然に防止
・製品不良の削減と拡散を防止
・量産中における安定生産の実現、および生産品の信頼性向上
・不具合発生時における、金型温度の変化点の傾向を把握
金型温度データの検証により、生産性向上を実現
・撮影データをデジタルに蓄積し、トレーサビリティ体制を構築
・金型の蓄熱ポイントを把握し、離型剤の塗布量や冷却量を最適化
・成型開始前の型温チェック実施により、捨てショット数を削減
不良品流出防止でロスを削減
・塗装などの後工程に移る前に、前工程で問題をつぶしこみロスを削減
・人による検査に依存せず、自動で不良を検知